小さいお子さんがいるお母さんは指しゃぶりについて一度は気になることだと思います。
そもそもあかちゃんにとって指しゃぶりは生理的、本能的なものであり
安心感や心が落着く意味もあります。
しかし、3~4歳になっても続けていると永久歯に影響を及ぼしてしまい、具体的に
上顎前歯が前に出てしまったり、上顎と下顎の前歯がうまくかみ合わないことがあります。
また指しゃぶりをすることで、物を飲み込むときに舌を前に出す癖を覚えると
不正咬合の原因になってしまいます。
これを治すには舌のトレーニングをしたり、装置をつけて正しい舌の動きを定着させる
事が必要になります。4歳の誕生日を過ぎても続けていたら、違うものに気を引きさせて
やめさせるか、近くの歯科医院に相談するのがいいでしょう。
2010年9月26日日曜日
歯肉溝“ポケット”とは
一般的にポケットが4㎜以上であれば病的なポケットと言われていますが、
数値だけで病的か健康かを判断するのは難しい場合もあります。
レントゲンを見て骨が吸収しているといっても過去に骨吸収があっただけで
今も病的とは限りません。治療がきちんとされていれば健康に近い歯肉になるわけ
ですから、全部が全部病的とは言い難いのです。
総合的に病的な項目にあてはまると病的な歯肉と言えるでしょう。
1.歯肉の発赤、腫脹がみられる
2.歯肉溝が4㎜以上を超えている
3.出血、はい排膿がみられる
4.骨吸収がみられる
5.歯石やプラークがみられる
6.歯周病菌が検出できる
7.歯肉溝滲出液の量が多い
以上に多く当てはまれば病的な歯肉溝と言える
数値だけで病的か健康かを判断するのは難しい場合もあります。
レントゲンを見て骨が吸収しているといっても過去に骨吸収があっただけで
今も病的とは限りません。治療がきちんとされていれば健康に近い歯肉になるわけ
ですから、全部が全部病的とは言い難いのです。
総合的に病的な項目にあてはまると病的な歯肉と言えるでしょう。
1.歯肉の発赤、腫脹がみられる
2.歯肉溝が4㎜以上を超えている
3.出血、はい排膿がみられる
4.骨吸収がみられる
5.歯石やプラークがみられる
6.歯周病菌が検出できる
7.歯肉溝滲出液の量が多い
以上に多く当てはまれば病的な歯肉溝と言える
2010年9月21日火曜日
う蝕の原因
やはり細菌の栄養源は女の子のようにショ糖が大好物です。
しかし無菌状態の口の中でいくらショ糖を摂取しても
う蝕にはなりません。
細菌とショ糖が口の中に存在して初めてう蝕になるのです。
よく歯を溶かすのは「酸」と言いますが、これは詳しく言えば
細菌が出す「不溶性グルカン」と言います。
簡単に言えば不溶性グルカンと字の通り水分に溶けないネバネバしたものです。
特徴として、粘着性が強く歯の表面に定着しう蝕の味方である唾液の侵入さえも
阻止してしまうのです。
当然、常に口の中に食べ物が入りっぱなしの不規則な生活を送っていると
細菌は唾液の分泌を上回ってしまい、脱灰が継続してう蝕が進行してしまいます。
2010年9月2日木曜日
カリエスリスク
代表的な虫歯の菌には2種類あり、
『ストレプトコッカスミュータンス菌』、『ラクトバチラス菌』があります。
いずれもプラークの中に潜んでいて、中でもラクトバチラス菌のほうが
進行中の虫歯菌の中にいると言われています。
この菌が口の中にいればいるほど、虫歯のリスクは高くなります。
さらに間食の取り方を工夫すれば、リスクは低くなり、定期的に歯科医院での
クリーニングを習慣付けていくことが大切です。
虫歯の菌は糖分の含む食べ物が大好きで、しかもハイチューやあめなど
口のなかに長時間入っている状態だと常に口の中が細菌が活発に活動し
歯を溶かしてしまいます。
ではお菓子を食べなければ歯は溶けないのか?と思いますが
実は毎日食べているご飯やでんぷんなどでも少なからず
歯は溶けているんです。歯が溶ける事を『脱灰』と言います。
ではなぜ虫歯にならないかというと、口の中の唾液が歯を元に
戻してくれる作用=再石灰化作用と言い、唾液のおかげで
虫歯になりずらくしているのだが、再石灰化の作用が脱灰作用よりも
遅いので虫歯になるのです。
虫歯にならないためには?
①間食はできるだけせず、しても時間を決めて回数を減らすこと
②毎日の歯ブラシ+歯科医院での定期的なクリーニングや虫歯になっていないかチェックすること
③歯科医院でのフッ素塗布、家庭でもフッ素入り歯磨剤を取り入れる
④食後に100%キシリトール入りガムを噛み、再石灰化を促進する
『ストレプトコッカスミュータンス菌』、『ラクトバチラス菌』があります。
いずれもプラークの中に潜んでいて、中でもラクトバチラス菌のほうが
進行中の虫歯菌の中にいると言われています。
この菌が口の中にいればいるほど、虫歯のリスクは高くなります。
さらに間食の取り方を工夫すれば、リスクは低くなり、定期的に歯科医院での
クリーニングを習慣付けていくことが大切です。
虫歯の菌は糖分の含む食べ物が大好きで、しかもハイチューやあめなど
口のなかに長時間入っている状態だと常に口の中が細菌が活発に活動し
歯を溶かしてしまいます。
ではお菓子を食べなければ歯は溶けないのか?と思いますが
実は毎日食べているご飯やでんぷんなどでも少なからず
歯は溶けているんです。歯が溶ける事を『脱灰』と言います。
ではなぜ虫歯にならないかというと、口の中の唾液が歯を元に
戻してくれる作用=再石灰化作用と言い、唾液のおかげで
虫歯になりずらくしているのだが、再石灰化の作用が脱灰作用よりも
遅いので虫歯になるのです。
虫歯にならないためには?
①間食はできるだけせず、しても時間を決めて回数を減らすこと
②毎日の歯ブラシ+歯科医院での定期的なクリーニングや虫歯になっていないかチェックすること
③歯科医院でのフッ素塗布、家庭でもフッ素入り歯磨剤を取り入れる
④食後に100%キシリトール入りガムを噛み、再石灰化を促進する
2010年9月1日水曜日
口の中って一体・・・?
少なからず誰もがなったことのある『う蝕』。
だいたい生後7~9ヶ月で乳歯が生えてきて2歳半~3歳ごろに
乳歯が生えそろいます。(個人差はあります)
1~2歳になると上顎前歯が最もう蝕になりやすい。
また、3~4歳になると上下顎第一、第二第臼歯がう蝕になりやすいのです。
乳幼児の頃は、習慣的夜間授乳や間食をしてしまいがちでう蝕が進行してしまいます。
さらに永久歯と違って乳歯は表面のエナメル質や象牙質が薄いので進行も早いのです。
う蝕の発生には、原因菌である『ミュータンスレンサ球菌』の口腔内への
感染が関与し、萌出前には見られず歯が生え始める6ヶ月頃に見られ2歳時に
集中すると言われています。
感染の原因として、
①母親や養育者からの直接の口移し、食器の共有
②歯の萌出することで付着面積が増加する
③砂糖の摂取量の増加
④乳歯は複雑な小窩裂溝が存在する
である。
だいたい生後7~9ヶ月で乳歯が生えてきて2歳半~3歳ごろに
乳歯が生えそろいます。(個人差はあります)
1~2歳になると上顎前歯が最もう蝕になりやすい。
また、3~4歳になると上下顎第一、第二第臼歯がう蝕になりやすいのです。
乳幼児の頃は、習慣的夜間授乳や間食をしてしまいがちでう蝕が進行してしまいます。
さらに永久歯と違って乳歯は表面のエナメル質や象牙質が薄いので進行も早いのです。
う蝕の発生には、原因菌である『ミュータンスレンサ球菌』の口腔内への
感染が関与し、萌出前には見られず歯が生え始める6ヶ月頃に見られ2歳時に
集中すると言われています。
感染の原因として、
①母親や養育者からの直接の口移し、食器の共有
②歯の萌出することで付着面積が増加する
③砂糖の摂取量の増加
④乳歯は複雑な小窩裂溝が存在する
である。
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