2011年3月31日木曜日
TPT
TPTとは? tooth paste technique (TPT) イエテボリ法とも言い、フッ素入り歯磨剤のカリエス予防を最大限に引き出す歯ブラシの方法です。これは歯の先進国である、スエーデンのイエテボリ大学というところで発案された方法で、これを行うと通常の歯ブラシだけではなかなか予防できない歯と歯の間の虫歯が予防できたと報告されています。高濃度(約900ppm)のフッ素入り歯磨剤があれば誰でもできます。 1、まず、なにもつけずにブラッシングします。2、仕上げとして、フッ素入り歯磨剤を歯ブラシの毛先が隠れるくらいにつけ、再びブラッシングします。3、だいたいブラッシングが終わったら、水でゆすぎます。 ※このとき、うがいする量はかなり少なめ(おちょこ1杯分くらい)にして、洗口剤だと思い、お口全体に行きわたらせます。うがいの回数は1回で十分です。 たくさんうがいしてしまうと、せっかくフッ素入りの歯磨剤を使っているのに水でフッ素が薄まってしまい、効果がへってしまいます。 これを行うタイミングとして、やはり寝る前にすると効果がでやすいです。就寝時は唾液が減ってしまい、寝る前に口の中にフッ素を取り込むことによって唾液で薄まることもなくなるのです。
2011年3月23日水曜日
インジケーターを用いてのレントゲン撮影
撮影する前に考えること
1.理想は平行法で撮影する。(平行法だと歯牙の真横から撮るので、歯槽骨、隣接が明瞭であるため)
2.根充時の確認のデンタルの場合は根尖まで写っていなければならないので
根治の時に何㎜のファイル使用か確認し、撮影時にスムーズに行えるようにする。
3.咬む位置づけを行う。(頬側寄りだと二等分法になりがち)
4.インジケーターの線に撮りたい歯牙に合わせる。
1.理想は平行法で撮影する。(平行法だと歯牙の真横から撮るので、歯槽骨、隣接が明瞭であるため)
2.根充時の確認のデンタルの場合は根尖まで写っていなければならないので
根治の時に何㎜のファイル使用か確認し、撮影時にスムーズに行えるようにする。
3.咬む位置づけを行う。(頬側寄りだと二等分法になりがち)
4.インジケーターの線に撮りたい歯牙に合わせる。
2011年3月13日日曜日
歯と口の発育
生まれてから最初の乳歯が生えるまでの期間を『無歯期』と言います。
この時期の赤ちゃんは上顎と下顎とを合わせると、前歯が生えてくる辺りに隙間が
できます。これを顎間空隙と言います。
また口蓋(上顎の内側)には吸啜窩というくぼみがあります。
この隙間とくぼみで乳児はお母さんの乳首をしっかりと吸います。
さらに母乳を絞りだすために舌をつきだします。
このように乳児の歯のそろえる前の口は哺乳しやすい
構造になっています。
そして、哺乳にかかわる無意識に行われる運動はやがて消え、咀嚼が
できるようになります。このころの乳児がよく口におもちゃを
入れたりするのは自分の意思で咀嚼できるようにするための
準備とも言われています。
この時期の赤ちゃんは上顎と下顎とを合わせると、前歯が生えてくる辺りに隙間が
できます。これを顎間空隙と言います。
また口蓋(上顎の内側)には吸啜窩というくぼみがあります。
この隙間とくぼみで乳児はお母さんの乳首をしっかりと吸います。
さらに母乳を絞りだすために舌をつきだします。
このように乳児の歯のそろえる前の口は哺乳しやすい
構造になっています。
そして、哺乳にかかわる無意識に行われる運動はやがて消え、咀嚼が
できるようになります。このころの乳児がよく口におもちゃを
入れたりするのは自分の意思で咀嚼できるようにするための
準備とも言われています。
2011年3月4日金曜日
バイオフィルム
口の中にはいろんな細菌が存在し
常在菌を始め、個人差はあるものの必ずミュータンス菌がいます。
最初から生まれ持った細菌ではなく、主に唾液感染でお母さんや
お父さんによって細菌は感染してきます。
目に見える細菌と言えばプラーク=歯垢のことです。
単に歯垢とは“食べかす”ではなく生きた細菌の塊です。
プラークの一種である“バイオフィルム”があり、
これは何か食べることによってプラークの細菌たちの
栄養源としてネバネバした物質を作り、厚い膜状の
バリアのようなものを貼ってしまいます。
プラークは歯ブラシで落とせますが、
バイオフィルムはすごく頑固なので
歯ブラシでは取れません。
バイオフィルムを除去するには歯科医院での
クリーニング(主に機械的歯面清掃、エアーフロー、PMTC)を行う。
間隔としては、古くなったバイオフィルムが毒素をだして悪さをするのが
だいたい3か月と言われているので、クリーニングも合わせましょう。
常在菌を始め、個人差はあるものの必ずミュータンス菌がいます。
最初から生まれ持った細菌ではなく、主に唾液感染でお母さんや
お父さんによって細菌は感染してきます。
目に見える細菌と言えばプラーク=歯垢のことです。
単に歯垢とは“食べかす”ではなく生きた細菌の塊です。
プラークの一種である“バイオフィルム”があり、
これは何か食べることによってプラークの細菌たちの
栄養源としてネバネバした物質を作り、厚い膜状の
バリアのようなものを貼ってしまいます。
プラークは歯ブラシで落とせますが、
バイオフィルムはすごく頑固なので
歯ブラシでは取れません。
バイオフィルムを除去するには歯科医院での
クリーニング(主に機械的歯面清掃、エアーフロー、PMTC)を行う。
間隔としては、古くなったバイオフィルムが毒素をだして悪さをするのが
だいたい3か月と言われているので、クリーニングも合わせましょう。
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