2010年8月4日水曜日

喫煙と歯周病の関係

喫煙は歯周病のリスクファクターと言われています。

また、進行も早く予後もよくないのです。

なぜ、タバコが歯周病の症状を悪化させ、治りづらくさせるのでしょうか?
タバコに含まれているニコチンは血の流れを悪くしてしまい、その影響で
血行不良になり歯肉の組織が破壊され、さらに身体の抵抗力を
下げてしまいます。
ニコチンの他にもタバコの中には有害物質が含まれていて
中でも『ニコチン』、『タール』、『一酸化炭素』が3大有害物質と言われています。
口腔内の唾液の分泌量を減少したり、プラークも付着しやすくなる。
あるデータによるとタバコを吸わない人に比べて喫煙している方の
歯周病のリスクは2~6倍とも言われています。

歯肉溝滲出液の続き

ちなみに歯周病体質かどうかは゛遺伝子レベル゛で調べる研究が進まれているそうです。
ひとつの遺伝子の異常で起こる病気ではないので、どの遺伝子を調べるかによります。
その中でも『インターロイキン1』という物質がたくさん出てしまうと歯周組織が
破壊されてしまいます。
人種によっても異なるようなので一概にも言えないようです。